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高圧カット対策もできる!室外機ダブル省エネプラン

更新日:8月23日

近年、様々な影響により気温上昇し続けているイマ、色んな対策商品が登場しておりますが、今回は【高圧カット対策】に注目した省エネプランについて勉強しながら紹介していきたいと思います。

上記の提案書を参考に進めていきます。


 

そもそも【高圧カット】って何?
高圧カットとは、空調設備や冷蔵・冷凍設備で発生するトラブルの一つで、イメージとしては、機械が「過労状態」になりすぎたときに自動的に休む仕組みです。




冷媒という液体が機器内で循環し、熱を運ぶことで冷やしたり温めたりしますが、この冷媒が十分に冷えないと、圧力がどんどん上がっていきます。圧力が限界を超えると、機械がダメージを受ける可能性があるため、自動的に運転を停止するのです。これが「高圧カット」です。高圧カットが起こると、室外機(冷暖房の外に設置されている部分)が止まり、連動して室内機(冷暖房の室内部分)も動かなくなります。冷暖房が使えなくなるため、快適さや商品が損なわれることがあり、お困りの声が急増しています。

※高圧カットは、原因を取り除かない限り繰り返し発生し、機器に大きな負荷がかかるため、設備の寿命を縮めるだけでなく、電力消費も増加します。そのため、負荷を軽減し機器の効率を上げることが、節電や省エネ対策に繋がります。

高圧カットの主な原因は4つ!
高圧カットが起こる原因は様々ですが、主に4つといわれています。

  1. 室外機及び周辺の高温

  2. 室外機排熱の再吸入(ショートサーキット)

  3. 室内の過度な温度上昇

  4. 機器の能力不足


 

  1. 室外機及び周辺の高温



室外機が設置されている
環境や外気温が高いと、
冷媒を十分に冷却できずに
高圧カットが発生!


室外機が外部から風を取り入れて冷媒を冷やしますが、外気温が高いと十分に冷却できず、冷媒の圧力が上昇して高圧カットが発生します。特に、室外機が直射日光を受ける場所や熱がこもる狭い場所に設置されているとリスクが高まります。


2. 室外機排熱の再吸入(ショートサーキット)





室外機が排出した熱い空気を
再び吸い込んでしまうことで、
冷却効率が低下し、
高圧カットが起こりやすくなります。




室外機が排出した熱い空気を再び吸い込んでしまう現象で、これにより冷却効率が下がり、冷媒が十分に冷えなくなります。この結果、高圧カットが発生しやすくなります。狭い場所での設置や風通しが悪い環境で発生しやすいです。


3. 室内の過度な温度上昇


室内の温度が過度に上昇すると、空調機器に過剰な負荷がかかり、冷媒の圧力が急上昇して高圧カットが発生します。これを防ぐためには、窓の遮熱・断熱対策が一番が重要です。

4. 機器の能力不足


対象の広さや温度が機器の能力を超える場合、負荷がかかり過ぎて高圧カットが発生しやすくなります。適切な能力の機器を使用することが重要、さらに、窓からの遮熱断熱対策と、室外機周辺の遮熱断熱対策が効果的です。


高圧カットを防ぐ!室外機・周辺に遮熱断熱コートが最強の対策

 





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